アディダスでユニフォームを作る

adidas Primeknit A1 Jerseyをオーダーするまでの話です。
基本的には業者に頼みます。東京ですとヤマモトスポーツさんやQBクラブさんがメジャーですが、今回は前任HCのDaveが経営する会社【Tokyo SoCal Inc.】にお願いしました。ヤマスポさんQBさんごめんなさいm(_ _)m

ユニフォームに関してはデザイン案を作らないとそもそも協会やスポンサー会社に承認されない話なので、まずはカタログから見てみます。

これだけですとなんとなく頭の中にイメージが出来るくらいなので、実際にサイトでデザインを作れるのでやってみましょう。
以下のサイトにアクセスします。

https://www.miteam.adidas.com/men-football/men-Football,en_US,sc.html

このページです。

このScreen Printを選択します。(これじゃないとカスタム出来ないです)

これでまずはユニフォームのベースカラーを選びます。

肩にストライプを入れることや番号を入れることも出来ます。

文字はフォントも選択出来きます。私はLouisvillが好きなので迷わず選びました。

パンツも好きなストライプを入れられます。

このように色やストライプの色を変えるだけでイメージがかなり変わります。

こうして出来上がったデザインをプレゼンし承認されます。
Xリーグの場合は事前に協会にユニフォーム変更届を出して2〜4週間後に承認、変更が必要な場合は再提出となりますので先に変更届が必要です。
そして協会からOKが出たら業者と色や番号等間違えがないか最終確認し、発注します。
番号やチーム名の大きさ、カラー等はリーグごとに規程があるので発注前に事前に確認しておきましょう。

ここでも日米の発注の際にかかる料金の仕組みが違うのが面白いところです。
日本ですと、仕上がり→納品→請求書→1ヶ月以内に振り込みの流れが主流ですが、アメリカは発注時に半分デポジットを払います。そして納品後にもう半分支払うのです。
文化の違いですね。

今年は新型コロナウィルスの影響で生産に遅れが出ていますが、通常ですと2〜3ヶ月で到着します。
しかし、アメリカ基準では12月のシーズンが終わったら翌年のオーダー関係が始まるので3月中にはオーダーしていないと遅いということになりますので注意しましょう。

アディダスのユニフォームはNCAAだとLouisvillやWashington、Nebraska、Miami、Texas A&Mが有名な学校ですが、あとはナイキが多いですね。Notre-DameやUCLA、Hawaii等はアンダーアーマーを採用しています。

アディダスは素材のフィット感も高くコストやデザインも優れ、オーダーが簡単にできる事から高校やJC(ジュニアカレッジ)でも多数採用されています。
Netflixの「QB1」や「last chance U」を見た方はわかると思いますが、大多数はアディダスです。
アディダスはナイキと比較しても素材が伸びるのでフィット感が高く窮屈な感じは全くしません。反対にナイキはタイトな着心地なので相手に掴まれにくい等のメリットもありますが、私としてはアディダスプライムニットの着心地の方が優っていると感じます。特殊なスパンデックスを使用し伸縮性と耐久性を両立させたBestなユニフォームです。

アディダスのセールスの人みたいになってしまいましたが笑、こんな感じでユニフォームを作ったので早く試合でお見せできる日を楽しみにしています。

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