4 Verticalへの対応

今回は4 Vertical、いわゆる4タテへに対してディフェンスはカバーでどう守るか?を書きます。
ちなみに、ずっとHudlのPlay toolを使っていましたが今日初めてPlay Maker Proを使用しました^ – ^
Playmaker Proの方が慣れると早いですね。まだSaveの方法がわかりませんが、、、

さて、まずは4-3 (4-2 Nickel) vs Double 4 Vertical,Hush Mのケース。
先に申し上げますと、正直Hush MでCover 2は少々厳しいです。後々わかるようにしていきますのでまずは強行します。

Cover 2ではCBは#1に対してアウトサイドのポジショニングをします。#1がアウトサイドリリースを仕掛けてきたらそのままフィールドの外に放り出し、インサイドリリースの場合はJamをしながら#2レシーバーを見ます。
そのまま#2がVerticalに伸びてきたら自分のZone(この場合はFlat)には#2は入って来ないので後追いで#1を追いかけます。そして自分よりインサイドにボールを投げさせます。
同様にW,S(NI)の両Outside LBは#2に対してインサイドをキープします。#2のアウトサイドリリースをJamをしながら#1を見ます。#1がVerticalなら後追いでZone turnをし(QBを見ながらターンして下がる)、#2のVerticalに対して浮かせたボールを投げさせます。
もちろん、セカンダリーは全員1歩リードと3歩リードをした後の動きになります。
ここでポイントなのは、SFが寄りやすいスペースに浮かせたボールを投げさせることです。浮かせれば少しはチャンスがあります。逆に言えば、WもしくはSが#2にインリリースを許した瞬間にフィニッシュ確定です。笑
SFは#2のポストのWindowと#1のVerticalに対して投げられた方にリアクションするしかありません。仮にMがかなり下がってPostを消していたらチェックダウン(RB)に投げられて3〜5,6ydはやられる可能性があります。
次は下の画像と比較して見ましょう。

これはHush Lの4 Verticalです。Hushに寄っているとDEFにとって楽に守れるポイントが出来ました。
その1:Boundary(ナローサイド)のレシーバー2枚が近いのでSFが寄りやすい
その2:Field(ワイドサイド)の#1はQBから離れているので強肩の日本人QBかアメリカ人QBでない限りはボールがかなり浮く、もしくはOn Hushくらいまでしか届かないです。
ボールが浮いた場合はCBが後追いでも追いつけます。
On Hushくらいまでしか届かないケースはSFは#2のPostを見てからでも追いつくことが出来ます。
このようにHushが寄るとショートパスのインターセプトを狙いつつディープもある程度低リスクで守れるCover2はそこそこ使えます。
SFのランサポートもBoundaryは狭いので上りやすいです。

次はCover 4です。
Cover 4の場合はHush Middleでも対応出来ます。
CBはKeep InsideでそのままVerticalに。
WとS(NI)は#2をJamしてアウトサイドリリースをさせた後に#1の15 yard comebackを狙いにいきます。
SFは#2のVerticalです。
WとS(NI)がJamをすることによりSFをヘルプすることが大事です。
#2をJamしたくらいのタイミングでQBドローを見た後に15yd comebackを狙います。

本日は4 Verticalについてお話させて頂きました。
しかし、4 Verticalだけでなく一般的にパスカバーのセオリーとしては
Hush L/R:Cover 2もしくは4
Hush M:Cover4
ということが言うことが出来るのではないでしょうか。

4 Verticalは1プレーでタッチダウンの可能性があるプレーですので、まずはこの基本の動きが出来るようにディフェンスのセカンダリーは練習していきましょう。

Follow me (^o^)/

Play Bookの最新記事8件