Overload Blitz【日本代表編】

こんにちは。
今回はBlitzの中でもオーバーロードブリッツと呼ばれるものを紹介します。
日本代表編かというと、Twitterにも投稿しました協会に日本代表のプレーブックの公開を依頼していた件について先日あっさり断られたからである\(^o^)/

断られたら仕方ないのですが、少しばかり悔しかったので試合での全プレーをプレー落とししてみました。先にお前(川畑)が公開しろというのもありますが(笑)。

そこで、試合を見るとだいたい4-2 Nickelのカバー4もしくは2manで守っていて、3-Longでは3men rush or Blitzを1人入れて4men rush にしてのカバー4もしくは2Man(3men rushもしくは4men rush)。。。

スカウティングの意味ねー!!笑

今回の相手TSL選抜のQBはZach Mettenberger。LSUのエースQBでNFLではタイタンズでプレー経験がある豪腕パサータイプのQBです。
下のYoutubeリンクはLSU時代のものですが、PittsburghのBen Roethlisberger
に名前だけでなくプレースタイルも似てます。

LSU時代のスタッツですが、シニア(4年)の時はパスで3082ydと投げまくってますが、反対にRushing(ボールキャリー)は12試合で-133ydと恐らくプレッシャーから逃げた時し走った程度でしょう。自らが持って走ることは無さそうです。

そのZach Mettenbergerからインターセプトをしたプレーが以下のプレーです(試合ビデオの4:02)。

一般的に、左右でどちらかの人数を多くBlitzさせることをOverload(オーバーロード)と言います。
この試合で使われていたOverloadはベタなオーバーロードですが、効果もそこそこ高いので私もよく使います。

◆役割&キーポイント
・4DLのオーバーロードをかけるサイドは1テク5テクサイド
・E:2 Gap Slantをする(Gのインサイド、A Gapがレスポンス)。これが達成されないとA Gapのプレーが出まくるので、相手のフォーメーションによってはアライメントをチートする必要もある。
・T:3テクからコンテイン
・B:1歩Rushを見せてからFlatにドロップ(OTに3テクコンテインのヘルプをさせない為)。上記の場合はTEがいるので(#2扱い)、JamしてFlat ZoneにTEが行けばそのままついて行き、 Hookに行ったら自分はFlatに行く。試合では#1が縦に伸びたのでTEのヘルプへ行った平澤選手がInterseption。
・NI:OTがPPセットアップしたらインサイド、ダウンしたらOTのスレスレをBlitzする。1st man。
・W:OTがNIに連られていく分C Gapが狭くなるのを考慮してBlitzする。2nd man,Contain Blitz
M:Middle Hook Player
FS:#2 to #1、役割はFlat Player。#をJamしてFlatに行けば自分もそのままついていく。
SS:Deep Middle。4 Verticalが来たときはコール的に厳しいが、両#2のトップをとりつつ(レシーバーよりも自分の方が奥にいる状態)2人の間にいながら下がり、投げられた方にリアクション。
CB:アライメントは#1のアウトサイド、役割はDeep 1/3

ここで勝負したなと思った点の1つとして、はHush Mでよくコールしたなということです。
通常このBlitzはHushがどちらか片方に寄っている時に使用します。
理由は、
・DEがFlat Zoneをカバーので狭いサイドの方が簡単だから
・カバー3なので4Verticalが来たときにHush Mに比べて多少は守りやすい
・仮にブリッツと逆サイドのプレーが来ても狭いサイドなのでHush Mよりはリスクが低い
がまずあげられます。
しかし相手OLに「Hush MでOverload Blitzは来ないからBig on Bigでパスプロテクションをする」と思わせていればプレッシャーがかかる可能性は増しますので、インターセプトしたプレーのように有効になる場合があります。

今回は1つのサインの紹介でしたが、Overload Blitzは使い方次第で有効なプレッシャーをかけることができます。
試合で2人のLBが同じサイドからブリッツをしてQBサックを決めていた時は、「これはオーバーロードブリッツ!?」とニヤリとしてください。笑

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