トップの資質

リーダー、組織のトップには色々な人がいますが、「資質」はいくつかあると考えます。
「カリスマ性」「人の話を聞く」「人の力を使うことが上手い」「多くは語らずとも背中で見せる」「知識、テクニックの量」「決断力」「スピード感」などなど。
その中でも私が思うのは「人のケツを拭けるか」です。

組織やチームが大きくなればなるほど、トップは自分で全部仕事を片付けることが出来なくなります。
また、全部トップが仕事をしてしまうと下の人間が成長しないので、人に任せることが大切になってきます。その時に大事なことは、責任を持たせた人が小さく縮こまらないように「トップが責任をとるから思い切ってやるように」してあげることだと思います。
責任感が強い人や完璧主義者にはなかなか難しい部分ですが、「失敗は多めに見て、その人の成長と先の成功を買う」器量が求められます。
最初は上手くいかなくても、組織やチーム全員が成長すればもっと大きく強くなると信じて我慢出来るかですね。
いずれにしても、リスクをとらなければ何の成長も見込めないということです。

組織論もアメフトも同じようなところがあって、ディフェンスは1人1人責任を全うすればオフェンスのプレーを止めることが出来ます。オフェンスはアサイメントを完遂すればロングゲイン、タッチダウンに繋がります。
つまり、「大きな成果を得るにはまず一人一人に少しでも責任を与えましょう」ということです。
「仮にミスしたとしてもコーチの責任なので思い切って楽しめ」ということなので、選手は思い切り楽しんでプレーして欲しいですね!

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